3回シリーズで構成された「恵み活用講座」も最終回。冬晴れの里山に24名の参加者が集まりました。講師の長野さんがハプニングで遅れて到着という連絡が入り、急きょプログラムになかった竹の伐採を実施、素材を自然の中から調達するというおまけがついて、参加者も嬉しい誤算となりました。
竹の枝打ちが終わる頃には長野さんも到着、手際よく作業を指示し、参加者は箸入れと、箸のセット制作に取り組みます。箸入れは事前に調達してあった乾燥済みの真竹から、箸は切ったばかりの孟宗竹から、それぞれの竹の特性を生かし、まずは長い竹のどの部分を使うかの見立てからスタート。ここでうまく行けば後はすんなり進むのです。里山のゆったりした空間、時間に包まれ、手作りの道具作りの幸せを、参加者全員がかみしめていました。
完成した箸セットは、二つに割った真竹のケースに孟宗の箸が収納でき、どこにでも持ち運びできるもの。ケースの一端に切り込みを入れ、名前を入れるとすっかり自分の道具になります。名前の横に打つ印は、里山体験エリアの丸山をかたどり、スタッフが手彫りしたものです。外で食事する時、キャンプの時でも、割りばしを使わず、こんな箸で食べればおいしさ倍増で、しかも環境に優しいとは長野さんの弁。
最後にみんなの作品を、里山民家の和室に並べ、眺めながら3回講座のしめくくりの感想を一人一人が述べました。それが本当に感動的で、みなさんがそれぞれに講座の意味を理解し、楽しみ、身につけてくれたことが分かりました。
<参加者の声>
- 素晴らしい公園、里山を、東京都はよくぞ残してくれました。
- 次の世代に残したい環境だと思います。
- 物を作る楽しさを満喫しました。現代生活の中にも絶対あってほしい時間、体験でした。
- これからもこのような講座をぜひ続けてください。
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