この度始まった平成18年度大自然塾「雑木林マイスター講座」は、ボランティアに必要な雑木林の成り立ちや手入れの方法、道具の使い方などを学び、雑木林を保全するための基本的な知識を身につけていただくことを目的に、全5回の連続講座として開講しました。
第1回目は、講師にトトロふるさと財団理事長として、長年狭山丘陵をフィールドに活躍されてきた廣井敏男先生をお招きして、里山の自然や文化についてお話いただきました。
まず始めに、この講座へ参加した想いを参加者のみなさんに書いて頂き、それを自己紹介の代りとして簡単なミニワークショップを行いました。「自然が好き」、「知識を増やしたい」など、切り口は様々でしたが、皆さんの想いの方向は同じでした。
その後の廣井先生のお話では、里山とは何か、というところから、歴史的な変遷や、様々な文化とのつながりについてのお話はどれも興味深く、参加者のみなさんも聞き入っていました。人と自然の関わり合いがあったからこそ成り立っていた里山は、時代の流れと共にその姿を変えることになりましたが、現代だからこそできる関わり方もあるのだということが印象的でした。
午後は里山民家の裏手に広がる岸田んぼの周りを歩き、今度手入れをする雑木林の状態を見たり、ボランティアさんが手入れしている場所を見学し、最後は六道山公園の展望台まで登りました。いくつかの場所で立ち止まって聞く先生のお話は、たくさんの実体験や研究の基盤から培われたものばかりで、先生の知見の深さに驚きました。
東京各地からいらした参加者の皆さんと一緒に、里山のことを学び、活用していくにはどうしたらいいのか、この講座を通してしっかり考えていきたいと思います。
<参加者の声>
- 廣井先生のお話で、雑木林の成り立ちや価値について大変よくわかった。また、東京都にこんなにもすばらしい場所が残っていることに感動した。
- 廣井先生の講義に感動。
- ガイドウォーク楽しく、また興味増大。
- 林床管理の考え方を教えていただき、興味深かった。
- 廣井先生の里山の自然と文化で、@狭山丘陵の里山の古い話。A三富新田の雑木林制度。B地域の人々に有益な林であった狭山丘陵など面白く良かった。
- お話と現地歩きで、里山保全の必要性が実感できたように思います。廣井先生とスタッフの皆さんのお話は、今後も楽しみにしています。
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