あゆみ
 
■ 里山タスク・グループの誕生
1999年、緑地保全の中間支援NPOとして発足したNPO birth(バース)は、官民と連携して、農地や雑木林とセットになった環境保全の先進的な事例を調査・研究し、環境保全の新たな枠組みを探ろうとしていました。 同じ頃、(財)日本野鳥の会は長期重点事業として里山の保全の方策を探っていました。両者が連携することにより里山保全研究のプロジェクトチームが構想され、その後都市農業研究会、環境パートナーシップオフィスが中核メンバーとして加わり、1999年4月に里山タスク・グループ(里山TG)がスタートしました。

■ 資金源と事務局
  里山TGの第一期にあたる1999年度、事務局経費と事務局に関する労力の大部分を(財)日本野鳥の会から提供していただきました。このシードマネーと人的なサポートは、里山TGの立ち上げにとても役立ちました。 2000年度、(財)日本野鳥の会の重点事業の変更により、必要な資金と労力は全て他から調達する必要が生じました。幸いなことに、イオン財団と日本財団から助成金を得ることができました。事務局にかかわる労力は、全ての参加者がそれぞれに自分の得意分野・時間を持ち寄って乗り切っています。2000年度・2001年度には環境パートナーシップオフィスとNPO birth(バース)とが共同事業パートナーとなることにより、さらに広く深い事業活動が可能となりました。
■ 活動実績
2001年5月
引き続き、環境パートナーシップオフィスとの共同事業としての位置づけ。事業名「パートナーシップによる持続可能な地域社会づくり支援システム構築事業」。
2000年

里山TG事業が、環境パートナーシップオフィスとの共同事業として位置づけられる。
事業名「里山タスクグループ活動による環境パートナーシップの推進と実践」。

   
 

現地検討会〜茨城県つくば市「公共事業用地賃借方式を考える・可能性と課題」〜
実施日:7月16日

第1回里山TG セミナー
実施日:9月3日(「環境パートナーシップオフィス」にて)
ねらい:メンバーの実践報告。
報告内容:『環境入会論』折原磨寸男(NPO birth)
   『鎌倉市の緑政史』土屋志郎(鎌倉市緑地海浜部)
   『屋久島のエコツーリズム』田並静(横浜市緑政課)
   『緑地施策から見た、神戸市の都市計画』丸山知志(横浜市緑政課)
   『緑地保全に関するNPOと税制』佐藤留美氏(NPO birth)

現地検討会〜長野県飯田市「飯田市のグリーンツーリズムと農村の地域活性化」〜
井上弘司氏(飯田市農政課)・あとり農園・飯田市学友林・蛇沼八の会
実施日:9月15〜17日
ねらい:地域ニーズを踏まえたグリーンツーリズムの取組みを学ぶ。

現地検討会〜東京都大島町「未来を磨き、地域を鍛える」〜
伊豆大島グリーンツーリズム研究会/菊地清氏(郷土芸能館)・山下隆史氏(リス村)・増山賀子氏(体験民宿 万立荘)・山田十郎氏(山田農園)・渡辺昇次郎氏(椿の炭焼き職人)・橋爪重徳氏(橋爪ガーデン)
実施日:10月13日〜15日
ねらい:伊豆大島の資源を掘り起こし、地域づくりの萌芽を支える。

第2回里山TG セミナー

実施日:11月11日
報告内容:『グリーンツーリズムの本場から』吉田太郎氏(都市農業研究会)
     『飯田市現地検討会報告』山崎宏氏(日本野鳥の会)
     『大島現地検討会報告』
ねらい:グリーンツーリズム先進地「イギリス」の視察報告ほか。

現地検討会〜埼玉県寄居町「新しい公共の担い手」〜
むさしの里山研究会(新井裕氏・内田正吉氏)
実施日:12月16日
ねらい:農地を媒介とした都市と里地の交流は、地域社会に何をもたらすのか。NPOはどんな地域社会像を描いているのか。

現地検討会〜埼玉県小川町「農の循環能力」〜
霜里農園(金子美登氏・友子氏)・バイオガスキャラバン(桑原衛氏)
実施日:12月17日
ねらい:小川町が描く循環型地域社会の未来像はいかなるものか。また、農業は循環型社会構築にいかなる効果を及ぼすのか

第3回里山TGセミナー
実施日:2月4日
ねらい:持続可能な農業のあり方を探る。
報告内容:『山形県高畠町「米沢郷牧場」』田並静氏(横浜市緑政課)
     『米国「シェルバンファーム」』川村研治氏(環境パートナーシッププラザ)
     『寄居・小川町現地検討会報告』吉田太郎氏(都市農業研究会)

里山TG現地検討会
筑波視察

里山タスクグループTV出演
2月9日NHK金曜フォーラム『流域で語ろう人と自然』

 

1999年

第1回〜林業を通じて関係性をつくる〜
田中惣次氏(林業家)・小出仁志氏(せたがやトラスト協会)
実施日:5月9日(「ひのはら緑の休暇村 フォレスティングコテージ」にて
ねらい:森林を拠点として、人の癒し、生産の喜び、教育的価値、上流・下流のつながりなどを様々な関係の中からつくりだすことで、豊かな生き方を提示してくれている林業者の戦略を聴く。

第2回〜地域との絆をつむぎなおす〜
山内智絵氏(あとり農園)・木下昌子氏(染織職人)・丹治由美氏(東京農業大学)
実施日:6月6日(「環境パートナーシップオフィス」にて)
ねらい:都市から農山村に移り住み、移住した地域の自然、文化、歴史、コミュニティを見つめ、受け止め、そこで新たな地域社会・自然との関係を築こうとしている人の、生き方を聴く。

第3回〜都市農業の未来〜
白石孝好氏(練馬区・農業)・吉田太郎氏(有機農業研究会)・江成卓史氏(荒井沢緑栄塾 楽農とんぼの会)
実施日:7月4日(「大泉・風の学校」「練馬区土支田区民会館」にて)
ねらい:街で都市住民との関わりをつくり、農地の存続と市民の再生を目指して都市農業と関わっている実践者を招き、都市農業のサバイバル戦略を浮かび上がらせることで、里山保全へのヒントを探る。

第4回〜合意形成と連携〜
丸山知志氏(横浜市緑政課)・田並静氏(横浜市緑政課)・奥津誠氏(アグリファーム経営)・吉武美保子氏(ナチュラリスト)
実施日:9月18日(「新治市民の森」「十日市場地区センター」にて)
ねらい:多様な価値観や生活様式を持つ、人や組織の合意形成がこれからの社会のカギとなる。横浜市新治の緑地保全を事例として、地域の合意形成や連携の可能性と必要な仕組みを考える。

第5回里山TG検討会
実施日:10月3日(「地球環境パートナーシップオフィス」にて)
ねらい:メンバーの知恵を共有する。
報告内容:『まちづくり事例』牧野桂子氏(潟^ム研究所)
     『丘陵地公園における自然環境保全の考え方と課題について』伊藤晴康氏((有)ゼフィルス)


11月6日・7日 第3回「甦れ!里山」シンポジウム」(日本野鳥の会)企画・参加




   
 
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