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三富新田の落ち葉掃き体験に行ってきました!その①

2017年1月25日 /研修報告

2017年1月22日 /研修報告

Npo birth恒例の新人研修の一環として、埼玉県三芳町にある三富新田に落ち葉掃き体験に行ってきました!

三富新田といえば、江戸時代から現在まで300年以上続く、武蔵野の平地林(ヤマ)を活用した環境保全型農業を行っている地域。

0落葉掃き前.jpg

普段は公園のスタッフとして雑木林のボランティア活動などで落ち葉掃きを行っていますが、本格的に作業することは今日が初めて。

落ち葉掃きなんて、掃いて集めるだけでしょ?なんて思っていましたが、待っていたのは遥かにそのレベルを超えた未知の世界でした!


まず、集合した旧島田家住宅周辺には屋敷地や屋敷林が広がっており、その立派なケヤキやカシの木に感動!

①旧島田邸.jpg

その裏手に広がる耕作地を抜けると、クヌギやコナラが500mほど広がる平地林に到着します。

この屋敷林・耕作地・平地林がセットになった細長い地割りの区画が、三富新田の特徴的な風景となっています。

②畑・平地林セット.jpg

まず最初に、三富落ち葉野菜研究グループの方に、落ち葉掃きレクチャーをしていただきました。

③レクチャー.jpgち葉を熊手で掃くのにも、集めて竹かごに詰めるのも、またそれを運び、堆肥場に降ろす作業にも、全ての作業に昔の農家さんのちょっと真似できないようなコツがあるんです!

④レクチャーその2.jpg

説明を受けながら実際にやってみても、私は熟練さんの5分の1ほどの量の落ち葉しか抱えられなかったり、かごに詰められなかったり...。それでも見よう見真似で作業に没頭するうち、少しずつ、体得していくことができました。(↓写真:スタッフ 舟木)

⑤集める.jpg

集めた落ち葉は「ハチホン」と呼ばれる竹かごに詰めたら、転がして運びます。

(↓写真:スタッフ 伊澤)

⑥転がす.jpg

その後トラックで堆肥場に運び、約1年をかけて堆肥となり、畑の肥やしとして活用されていきます。

⑦堆肥.jpg


今日作業した平地林、夏の姿は?と尋ねると、鬱蒼として下草が腰の高さ以上程に生い茂り、刈る作業に骨が折れるそう。

夏場の下草刈りの環境整備があってこそ、効率良い冬の落ち葉掃きに繋がるんですね。

平地林を維持する農家さんの大変さを垣間見た気がしました。

実際に手入れができずに平地林を手放す農家さんも増えてきているそうです。

農地と違って納税猶予を受けられないこともその原因だとか。

(↓写真:手入れされている平地林と、そうでない平地林。後者は常緑樹が茂り、その差は一目瞭然。)

⑩管理してない平地林.jpg


抜けるような寒空の下の作業でしたが、お昼には地元野菜のけんちん汁をいただき、身も心もほかほかに満たされました!

この野菜も、私たちの集めた落ち葉堆肥からできているんだ、と自然のサイクルを実感した瞬間でした。

⑨けんちん汁.jpg


作業前はいったいこの途方もなく長い平地の落ち葉集めを、どこまでやれるのかと不安に思いましたが、子どもも含め20名程の参加者みんなで作業を終えたときに振り返れば、スタート地点は遥か彼方。


農業大学の生徒や地元のママさん、行政の方、農家の方、様々な立場のみんなが協力して、たくさんの落ち葉を集めることができました!

⑧集合写真.jpg

短い時間ではありましたが、参加したみなさんとの交流のなかで三富新田の伝統文化を肌で学ぶことができました!


三富落ち葉野菜研究グループでは、この歴史ある三富新田を未来へ受け継いでいくために、「落ち葉堆肥農法」を世界農業遺産に認定しようと行政と協働して活動しています。認定されれば、使われなくなった平地林にも再び光が差し込むかもしれません。

⑪落葉掃き後.jpg

実際に活動した人たちの感想では、「楽しかった。息子の学校では落ち葉の仕組みについて授業で習っている。落ち葉掃きをもっと広めていきたい!」という声が挙がっており、今後の展望に期待したいですね♪

貴重な体験を、どうもありがとうございました!今回の学びを私たちも今後に活かしていきたいと思います!             (写真:舟木・伊澤 / 文責:伊澤)

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