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2023.2.27
自然環境マネジメント

生物・環境調査と生態系保全プランの作成

#外来種防除
#生態系保全プランの作成
#生物多様性管理
#生物調査

広い水田だった場所が次々と住宅地に変わっていく中で、一角だけがかつての環境を残したまま公園として残っています。市の貴重な財産である公園で、そこに残る植物や生きものの現状を明らかにし、その環境を保全、向上させるためのプランを作成しました。

○ 日時:2014年~2018年
○ 場所:東村山市立北山公園

失われていく自然を守りたい!

東村山市の担当課より、丘陵地と連続した自然環境が残る公園の生物調査と
その保全について相談があり、委託事業として3年間にわたって業務を請け負いました。

動植物の実態を調査

北山公園の最大の特徴である水辺・湿地の環境構造を明らかにするとともに、そこに生息する希少種、水辺の指標となる種の生息・生育状況を調査。また、周辺地域の過去の生物記録を徹底的に洗い出しました。

「生態系保全プラン」の作成

調査項目は両生・爬虫類、水生昆虫類、トンボ類、希少植物、池の水質調査等。それぞれの調査結果を、GIS(地理情報システム)データや図表、写真などで整理し、課題と解決策を提示しました。
また、多くの生物にとっては、隣接する自然地との連続性が重要であるため、エコロジカルネットワーク(遮断された野生生物の生育地を森林や緑地、開放水面などでつなぐことにより、生物の生息空間を広げようとする取り組み)を視野に入れた提案もおこないました。

この調査によって、当公園の生物相の全容と重要性が初めて明らかとなりました。
また、この調査で初めて確認された希少種も多く、地域の自然環境の新たなポテンシャルを発見することができました。
本業務での提案を受け、外来種防除や在来の埋土種子を用いた多様性向上といった次なる事業が進められており、成果を上げています。