葛西海浜公園の管理運営

指定管理者:葛西海浜公園パートナーズ
葛西海浜公園パートナーズは、以下の2つの団体で構成された共同事業体です。
葛西海浜公園パートナーズにおける NPO birthの主な役割と活動内容
NPO birthは、3つの分野の専門スタッフが公園管理に参画し、以下の役割を担っています。
1. パークコーディネーター
東京湾で活動する多様な団体と連携し、イベントの企画運営などを行っています。ラムサール条約に登録された公園として「ワイズユース(賢明な利用)」の考えを取り入れ、地域と共に持続可能な海洋資源の利活用に取り組んでいます。また、園内に漂着するごみの問題を解決するため、来園者、団体、企業などを巻き込んだ清掃活動などをコーディネートしています。


2. パークレンジャー
干潟の成り立ちや生物の観察・保全の意義を伝えるガイド活動を通じて、東京湾の自然に対する理解と関心を高める役割を担っています。また、海ごみなどの環境問題を実際に目で見て学ぶことができる公園として、学校の環境学習の受け入れなども行っています。


3. エコロジカルマネージャー
干潟・海浜の生態系や希少動植物の保全を目的に、生物調査や外来種対策、希少鳥類の繁殖場所の保全、環境データの収集・分析を行っています。また、地域と連携して生物データの情報交換なども行い、東京湾全体の状況を見ながら、生物多様性の回復に取り組んでいます。


評価・受賞歴
・ 第40回都市公園等コンクール(2024年度)管理運営部 都市局長賞受賞
受賞テーマ:「Recover Our Ocean 葛西海浜」
「人と自然が共生する公園」というビジョンのもと、環境保全と協働の仕組みを一体的に進め、地域と連携した循環型パークマネジメントを構築した点が高く評価されました。
葛西海浜公園の特徴
葛西海浜公園は、東西二つのなぎさと水域からなり、陸側の葛西臨海公園とは葛西渚橋で結ばれています。西なぎさ・東なぎさの広い砂浜の目の前には東京湾が広がっています。西なぎさでは、スポーツカイト、バーベキューなどのレクリエーションや潮干狩りを楽しむことができます。東なぎさは、野鳥のサンクチュアリとして保全しています。
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