東京大学・東京都市大学との共同研究から見えてきた 自然と人をつなぐボランティア活動の可能性

<調査と結果の概要>
調査では、武蔵野・狭山丘陵・多摩部を中心とした148人の環境保全ボランティアと、同年代・同地域に住む非参加者155人を対象に、自然との関わり方や活動への動機、健康状態、自然体験などについて比較を行いました。
その結果、これまで現場で感じてきたことが、いくつかの形で数値として確認されました。
たとえば、自然保全ボランティアに参加している人ほど、自然とのつながりを強く感じていること、日常生活の満足度や社会的なつながりが高い傾向があること、幼少期の自然体験が現在の行動につながっていることなどです。
また特徴的だったのは、生きものの減少や自然の変化に触れた「悲しい経験」が、保全活動に関わるきっかけになっている可能性が示されたことでした。
これは、自然の中での楽しい体験だけでなく、自然の変化に気づく経験そのものが、人の行動を動かす力になることを示しています。

NPO birthが日々の現場で行ってきたボランティアコーディネートや環境教育は、こうした人と自然の関係づくりを支える重要な役割を担っていることが、今回あらためて見えてきました。
今後もNPO birthでは、現場での実践を大切にしながら、研究機関とも連携し、多様な視点からボランティア活動の可能性を検討していきます。
自然と関わる入口をつくること。
地域の中で続けられる活動の場を育てること。
その積み重ねが、これからの自然環境保全の担い手を育てる基盤になると考えています。
※今回の調査詳細は、後日公開予定です。
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