NPO birth

2025.7.10
パークマネジメント
みどりのまちづくり
環境教育・普及啓発

武蔵野エリアにおける都市公園の管理運営

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私たちNPO birthは、国分寺崖線や玉川上水など、水とみどり豊かな「武蔵野エリア」にある7つの都立公園について、2011年より指定管理をおこなっています。私たちNPO birthが構成団体として参加する指定管理者「武蔵野の公園パートナーズ」は、「人・自然・まちが元気になる公園に」をコンセプトに、武蔵野の自然と文化を大切にしながら、地域のみなさんとともに公園づくりをすすめています。

指定管理者:武蔵野の公園パートナーズ

武蔵野の公園パートナーズは、武蔵野地域の多種多様な公園を管理する上で必要なさまざまな分野の専門技術を持つ、4つの団体により構成された共同事業体です。

・西武造園株式会社

・特定非営利活動法人 NPO birth

・ミズノスポーツサービス株式会社

・一般社団法人防災教育普及協会

武蔵野の公園パートナーズにおける NPO birthの主な役割と活動内容

NPO birthは、3つの分野の専門スタッフが公園管理に参画し、以下の役割を担っています。

1. パークコーディネーター

産官学民さまざまな主体との地域連携・協働を促進し、ボランティア活動の支援やイベントの企画運営などを行っています。地域住民が主体的に関わることができる仕組みを整備し、持続可能な公園づくりを進めています。

2.パークレンジャー

ガイドウォークや自然体験プログラム、総合学習の受け入れ、公園内展示などを実施しています。来園者に、公園などの身近な自然や生きもの魅力を伝えたり、環境問題について伝え、共に考えたりする活動をしています。

3. エコロジカルマネージャー

公園内の動植物の調査・保全活動を実施し、希少種の保護や外来種の管理に取り組んでいます。環境保全や森林整備を通じて、公園内の持続可能な自然環境づくりに貢献しています。

評価・受賞歴

・  第30回都市公園等コンクール(2014年度)管理運営部 都市局長賞受賞
 受賞テーマ:「まちづくりに貢献する公園管理」
 公地域住民や団体との協働による公園管理体制が、地域のまちづくりに寄与している点が評価されました。

 》受賞概要はこちら(PDF)

・野川公園は2019年度 ~2023年度都立公園「S」評価を獲得(2024年度評価発表時点)

武蔵国分寺公園は2021年度~2024年度都立公園「S」評価を獲得(2024年度評価発表時点)
 ※都立公園の評価制度で最高ランクとなる「S」は、管理運営の優良性と成果が認められた証です。

武蔵野の公園パートナーズが指定管理する都立公園とその特徴(全7公園)

1. 武蔵野公園(府中市・小金井市)

野川に沿って残る草原や雑木林を配した、野趣に富んだ公園。東京都の各公園や街路に植える苗木を育てる苗圃をもち、育成の様子を観察することができます。​

2. 浅間山公園(府中市)

多摩の台地が古多摩川や他の河川で削られ、小高い丘として残ったもので、堂山(標高80m)、中山、前山の3つの頂をもっています。​

3. 野川公園(調布市・小金井市・三鷹市)

野川公園の前身は、国際基督教大学のゴルフ場でした。公園の北側には、国分寺崖線や野川など、豊かな自然が残されています。​​

4. 玉川上水緑道(小金井市他)

玉川上水に沿って造られた緑道です。現在、玉川上水緑道として開園されているのは、杉並区の浅間橋から福生市の平和橋までの約24kmです。​

5. 武蔵国分寺公園(国分寺市)

円形芝生広場を中心に、旧鉄道学園時代からのサクラ・ケヤキ・イチョウなどの巨木や滝、池、噴水がバランスよく配置された、水と緑のゆったりした公園です。​

6. 東伏見公園(西東京市)

緑豊かな東伏見神社の森や上石神井川が隣接するなど、緑と水に恵まれた立地条件にあります。のびのびと体を動かせる多目的広場や西武鉄道を見下ろす展望休憩施設があります。​

7. 六仙公園(東久留米市)

雑木林等の武蔵野の原風景を再現し、東京の名湧水にも選ばれている「南沢緑地」の涵養地として、また、防災機能をもった公園として整備しています。

関連リンク

むさしのの都立公園公式ウェブサイト

都立公園を管理運営する3つのパートナーズグループ

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