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私にできることは、なんだろう。

2009年12月31日 /事務局だより

このキャッチ・フレーズは、2005年愛知万博「地球市民村」で生まれました。

環境、子育て、飢餓、少数民族、医療など、さまざまな社会問題に取り組む30ユニットのNPO・NGOが、それぞれがテーマとする社会問題を、愛知万博に訪れる来場者に紹介し、一つの問いを投げかけました。

 

091231_p1.jpg

 

「私にできることは、なんだろう

 

 

NPO birthは、「身近な自然、まちなかの緑」をテーマに、

里山、公園、都市農地などの

まちの緑を守り育む団体として出展しました。 

パビリオンの名称は、「まちに地みどり館」でした。

 

下の本は、30団体のコンセプトをまとめたコンセプトブックです。

 

091231_p2.jpg

 

コンセプトは、博報堂のコピーラーターチームが作りました。

当時は、無我夢中で、コンセプトブックの意義すら見落としていました。

しかし、4年経って改めて読み直すと、なるほどなぁ~と、自分の団体のメッセージでもあるにも関わらず、気づかされる点が多々あります。

 

一文一文、句読点の入れ方などなど、文章表現のアーティストの力に今更ながら驚いています。

 

「みどりのまちづくりをコピーライターが捉え、表現するとこうなる!」

 

じっくりと一文一文かみしめながら読んでみてください。

「ず~んと心に響きます。」

 

私が好きなのは、最初と最後のコピーです。 

みなさんはどのコピーが好きですか? 

 

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あなたとは、
どこかでつながっています。

 

あなたの体調は、月の満ち欠けに影響を受けています。
寝食、生活習慣は、自然の周期に逆らえません。

      ●

昔々は、あなたも自然の一部でした。
体は記憶しています。
頭の記憶は、どうですか。

      ●

人と自然は、どれだけ離れてしまったでしょう。
まちと緑。
私たちは、ずっとどこかでつながってきました。

 

私にできることは、なんだろう。

 

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あなたの周りにまちがあり、
まちは緑につながっていた。


虫を捕る、魚を獲る、種を蒔いて野菜を穫る。

      ●

今では、車で出かけてしているレジャーが
かつては、家の周りで、すぐできました。

      ●

人と人とのいちばん小さなつながりが家。
家の外には人と緑のつながりがあり、
合わせて一つのまちだったのです。

 

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人と自然の間にあるもの、
あると信じて疑えないもの。

 

みんな自然が好きだと言います。
好きな気持ちは、思い思いです。

      ●

目に見えないけど信じているから。その気持ちに名前をつけて、私たちは呼んできました。

      ●

精、精霊、妖精、妖怪。
国によって民話によって、姿も形も様々ですが、
人と自然をつないでいるもの、その役割は
よく似ています。

 

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アマゾンの緑を守ろう。
 ご近所の緑も守ろう。

 

世界的な森林の減少に関心のある人は46パーセントいますが、
まちの緑を守ろうと思う人は17パーセントです。
まちは、人にいちばん近い自然の一つです。身近な緑を守ることから環境保全に取り組んでいきたい、人と人とのつながりを作っていきたいと考えます。

 

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林や畑だった場所に、

突然マンションが建ってしまったことはありませんか。

 

税制が都市農業を減らす原因だと考える人は31・8パーセンです。都市の緑地を減らしているのは税制だけではありません。制度は人が作るもの。まちに緑を求める人が増えれば、制度は変えることができます。

 

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作った人の顔が見える野菜はおいしい。
自分で作った野菜はもっとおいしい。

 

練馬区には今、体験型の農園が10あります。1年に1園ずつ増え、誰もが参加できる野菜作り教室が行われています。先生は農家の方々。八百屋さんの店頭に並んでも負けない野菜が、年に20種以上収穫されています。

 

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荒地を、人が集まる農園に変えた人たちがいます。

 

ニューヨーク市には今、700の農園があります。人は、コミュニティガーデンと呼んでいます。荒地だった土地をきれいに整え、地域の住民が野菜を植えて、人が集まる場になりました。東京の足立区にも、環境をテーマに区民が造った農園があります。去年は約9千人が訪れました。

 

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まちの写真の緑の部分が、
もしも、ぜんぶ灰色だったら。

 

人がいちばん目に留める色は、緑だと言われています。緑には人の心を安らげる効果があるとも言われています。もし生活から緑が消えたら、まちの景色はどう見えるだろう。一度想像してみてください。

 

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緑を育てるボランティアが
あります。

 

森林の下草を刈り、間伐を手伝うのは森林ボランティアと呼びます。里山の手入れをするのは里山ボランティア。農業を手伝う、援農ボランティアもあります。緑を育てるボランティアがあることを知ってください。

 

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東京の農地、4パーセント。
東京に農地を残したい人、94パーセント。

 

農地を残したい理由として「新鮮な農産物を利用したいから」
「環境を守りたいから」という市民の声が50パーセントを超えています。援農ボランティアの取り組みも東京では既に始まりました。何よりもまず、都市農業の主役は都市農家。安定収入と後継ぎ確保に向けての支援と対策が必要です。

 

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どんなまちに住んでいますか。
どんなまちに住みたいですか。

 

通勤に便利だから、通学に楽だから。必要があって、今日住んでいる場所があるとして、ゆくゆくは自然や緑が豊かなまちに住みたいと願う人が、意識調査の上位を占めます。住みたい場所は、帰りたい場所かもしれません。どんなまちに住んできましたか。記憶の景色に、自然や緑はありますか。

 

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こんな感じです。

これもbirthの秘宝ですね。

 

他団体、他の社会課題のコピーも本質が捉えられており、思わず唸ってしまいます。

今ならまだ、購入可能なので、社会問題に関心のある方にはお勧めです。


 

 

 

 

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