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ヒネルトジャー

2010年12月15日 /里山民家だより

明治20年(1887年)、横浜で近代水道が給水を開始しました。


それまでの日本の台所には水道がなく、瓶に汲み置きした水を使っていました。
自宅や近所に井戸がある家の場合には、井戸で水をくみ上げて使っており、水の出ない地域では、水屋に水を配達してもらっていました。

 

写真、中央の瓶の中に水が溜めてあり、煮炊きに使っていました。

 

101213-22.jpg


水道から水が出ない生活。
想像できますか?
とっても大変だったと思います。

 

朝の洗顔。朝シャン。朝ごはん。昼ごはん。夕ご飯。トイレ。風呂。etc。考えてみると、全部、水道の世話になっているわけで、水道が無くなったら大変な事になってしまいます。

 

蛇口をひねると水が出る。さらに、お湯も出る。

「ヒネルトジャーな暮らし」
江戸時代の人々から見れば、夢のような暮らしだと思います。

 

ところで「ヒネルトジャー」って言葉、知っていましたか?

ものすごい死語でした。

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