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一人静か

2011年4月22日 /レンジャーの自然情報

源平合戦後、兄の源頼朝と対立した義経は、弁慶ら数人を伴って京を落ちる。
この時、一人の白拍子(遊女)「静」が同行していた。静は、吉野で義経と別れ京へ戻るが、途中で追っ手に捕まり、鎌倉に送られる。


110422-1sizuka.jpg

 

鎌倉鶴岡八幡宮社前で、頼朝から白拍子の舞を命じられた静は、


「吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき」

 

と義経を慕う歌を唄い、頼朝を激怒させる。

静は義経の子を妊娠していたが、頼朝の命により、赤子は由比ヶ浜に沈められてしまう。

 

その後の静の行方については、正式な記録は残っていないが、日本各地に伝説が残されている。その多くは、人里離れた山間の里で、義経を想い続けながら菩提を弔ったと伝えられている。


一人静かに義経を想う静御前。

今も山間で咲き続けています。

 

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