1990代の半ば。
多摩地域に新しいタイプの市民団体が誕生した。
何が新しいって、何もかも新しい雰囲気だったのだが、まず目を引いたのがニュースレターのサイズ。当時、市民団体のニュースレターは、B5版サイズが標準だったのだがその団体のレターは手の平サイズだった。
表紙には手書きで「北川かっぱの会」と書かれていた。
レターの中身も目を引いた。当時、人気だったアウトドア作家がこぞって寄稿していた。椎名誠、野田知佑、林 政明。
「なんだこの団体は?」
ポップな雰囲気。
生活者視点。
東村山市で川の保全を行っている。
とってもユニークな市民団体でした。
あれから10年以上の月日が経過した。
メンバーは確実に歳をとった筈なのだが、雰囲気だけは相変わらず。
明るく、ポップで、自然好き。
昨夜は、そんな北川カッパの会の忘年会でした。
一年間、お世話になりました。