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テクニカルツアーの巻

2011年9月23日 /みどりの国際交流

会議の最終日は、郊外へツアーにでかけました。ツアーにもいろんな種類があり、私は田代先生と一緒に、パース市を流れるスワン川の再開発についてのツアー「Going up the Swan」に参加しました。

朝8時にホテル前に集合。バスが到着!


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スワン川の河口付近からスタート。今日はあいにくの雨。晴れていれば、遠くまで見渡せそうな風景なので、ちょっと残念。このあたりからパース市街にかけては汽水域になっていて、イルカやサメがのぼってくるそうです。


 

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スワン川流域の開発や保全については、Swan River Trustがさまざまなセクターのつなぎ手となって、パートナーシップで進められています。Trustのロゴが入った傘を指しているのは、Trustのマネージャー。スワン川での取り組みについて、説明してくれました。


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川沿いはリバーサイドパークとなっていて、おしゃれなカフェもあって、散策やジョギングにぴったり。川沿いに沿ってずっとすてきな緑地が続いているので、ぐんと不動産価値もあがるとか。民間セクターも積極的に緑地管理に参加しているようです。


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海外の公園に行っていつも感心するのは、必ず公園の歴史を紹介する看板があることです。その場の成り立ちを理解することで、その場をもっと大切にしようという気持ちが湧いてくるように思います。ここの看板では、昔この一帯に住んでいたアボリジニについて紹介されていました。
ちなみに、看板の間でカメラを向けているのはシンガポールのLeeさん。

昨日の分科会で、ガーデンシティ、シンガポールの事例を紹介した市の職員です。

 

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またバスに乗って、さらにスワン川の上流へ。

スワンバレーと呼ばれるこの地域では、えんえんと平地が続いています。


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次に立ち寄ったのは、ホワイトマンパーク。ホワイトマンという人がはじめた公園で、今年25周年を迎えるそうです。


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とにかく広い公園です。ビジターセンターに立ち寄ると、森林の保全や環境教育の取り組みについてのインフォメーションがありました。


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oi7.JPGデザインが凝っている道標。色の使い方がとってもおしゃれです~。


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公園でランチをしたあとは、スワンバレーのニュータウンを訪れました。

市の人口急増に対し、市街地のスワンバレーでは宅地開発が進んでいます。

ここでも基本となるのがサスティナビリティとエコロジー。環境に負荷を与えない取り組みがなされています。また不動産会社にとっては、大きな公園の横にあることが、大きなメリットになるようです。


 

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まわりの風景に溶けこむように平屋建ての住宅が建っていて、なんだか懐かしいような風景です。これらの住宅は「ビレッジ」と呼ばれ、それぞれに学校や病院が用意されています。このまちづくりの計画についてはスワン市の職員が説明してくれました。


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この地区には全部で7つのビレッジができるとのこと。

まだまだ建設ラッシュが続いています。


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気になるお値段は・・・オーストラリアドルでこのプライス!

高いか?安いか?どっちかな。


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バスのうしろに見えるのは学校です。

こちらも住宅と同じく、落ち着いたレンガ色の建物。バスの手前側は、公園になっていました。


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公園の名前はWater Playground。ここだけはカラフルな色の水の遊具がありますが、やわらかいパステル調で、まわりの風景に溶け込んでいます。


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香港のIFPLAメンバーのみなさんとの一枚。

レジャー&カルチャーサービス部局の行政マンです。


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公園のかたすみにて・・田代先生はなにを見つけたのかな?


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先生いわく「葉っぱがタンポポ!」。

あちこちにたくさん咲いていて、黄色の絨毯のようでした。


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さらにバスに乗って進んでいくと、こんなところがありました。

ここはアボリジニの居住地だったところ。

彼らの歴史を刻んだ壁画や遺跡があり、夜はなんとライトアップまでされるようです。

この落ち着いた色合いは・・今まで見てきた住宅地と同じですね!開発をするにあたり、場の歴史、ヒストリーを引き継ごうという意志が感じられました。


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さて、バスはいよいよスワンバレーの心臓部へ。看板にあるように・・。


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ここはブドウ畑がいっぱい!ということは・・。


 

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ワイナリーがあちこちにあるということ!うれしそうな田代先生の後ろ姿です。


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おいしいワインをティスティングしたあとは、ツアー参加者で記念写真!
朝は雨模様でしたが、最後は気持ちよく晴れて空には虹がかかりました。

ガイドくださった、スワン市職員のみなさん、ありがとうございました!

 

 

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(佐藤留美)

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