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至福の時

2010年2月16日 /みどりの市民協働

以前、お伝えした「地域の特色を活かした魅力ある公園づくり」
http://www.npo-birth.org/staffblog/2010/01/post-13.html
今夜は、その最終回となりました。

 

もう大盛り上がり!
ただ、ただ、素晴らしい!(拍手!)


地域のためになる公園づくりを目指して、市民と行政が心を一にして取り組みました。

 

100216-01.jpg

 

今日の流れは、まず、前回のおさらいから。
①みんなで公園を歩き、公園の状況を評価しました。
②その結果を図面に落とし、みなさんの意見を「見える化」しました。

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

さて、ここから今日のテーマ。

 

◆セッション1 「公園の特徴」
まず、公園を特徴づけるものを確認します。

「さくら」と「お山」と「公会堂」という事が見えました。

 

◆セッション2 「公園リニューアルの方向性」
次に、この3つの特徴を踏まえた上で、では、どんな公園になれば良いのか?

その方向性を探りました。


すると、公園リニューアルの3つの方向が見えてきました。


○明るくて安全な公園
○憩いの公園
○分かりやすい公園

 

ここまでのセッションで、公園リニューアルの骨格が姿を現しました。


特徴:「さくら、お山、公会堂」
方向性:「明るく安全で、憩える、分かりやすい」

 

 

100216-02.jpg 

 

◆セッション3 「具体化に向けてのアイディア出し」
公園リニューアルを具体化するために、3つの方向性に沿って、やるべき事のアイディア出しをしていきます。

 

○明るい公園にするためにはどうすれば良いの?
→大きくなりすぎた木を伐採しよう。
→どの木を伐採する?種類を変えればよい?

 

○憩える公園にするためにはどうすれば良いの?
→ベンチを増やそう。花壇をつくろう。
→ベンチは、どこにどれくらい必要なの?
→どんな花壇をどこに作り、どんな花を植えるの?

 

○分かりやすい公園
→どうすれば分かりやすくなるの?
→不要な看板を撤去すればいいんじゃないか。
→分かりやすい案内板を作ろう。

 

 

100216-03.jpg 

こんな感じでどんどん具体的なアイデアを出してもらいます。
アイデア出しは、3つのグループにわかれて考えました。
各グループは、市民と行政の方の混合グループです。

 

具体的なアイデア出しでは、市民は地域の専門家として活躍し、

行政職員は公園づくりの専門家として活躍します。
地域と公園づくりの専門家が互いにアイデアを出し合うのですから、地域に根差した公園づくりに向けた具体的なアイデアが集まります。

ここまで進むと、みなさんが望む公園像がさらに具体的に見えてきました。
 

◆セッション4 「具体的な作業項目の洗い出しと役割分担」
あとは、公園づくりに向けて、具体的な作業を洗い出し、双方の役割分担を決めるだけ。


作業内容によって、これは行政、これは市民と仕分ける作業。
木の伐採など、ハード的な部分は行政で、花壇づくりやメンテは市民でと、話はトントン拍子で進みます。

 

 

100216-04.jpg 

さて、あっという間の2時間半が過ぎました。


市民のみなさんも、行政のみなさんもニコニコ笑顔!
知恵を出し切った!って感じの満足そうな笑顔、笑顔、笑顔。

「人と人との心が通い合い、協働で何かを創り上げた時の喜びは、何事にも代えがたい至福の喜びです。」

 

参加者のみなさんからも、

「とても楽しかった!」

「お役所とのこんなやり取りは初めて経験した」

「わたしたち(市民」と役所の人をつないでくれる人がいたから、楽しく話し合いができた」

などなど、コーディネーター冥利に尽きるおほめの言葉を頂きました。

 

気持ちを一つにして、何かに取り組むって、それだけで素晴らしいですね!
みなさん本当にありがとうございました。
さあ、これからが本番です。素敵な公園づくりのために、暮らしやすい地域のために、一緒にやっていきましょう!

 

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