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老いてなお

2010年5月22日 /レンジャーの自然情報

公園内を歩いていると、むき出しになった地面にハハコグサが咲いていました。

小さな黄色い花を、白い綿毛のついた葉っぱが優しく包み込んでいます。

この様子を、母子に見たててつけたので「ハハコグサ」だそうです。

 

 

hahako.jpg 

ハハコグサは、ペンペン草(ナズナ)、猫じゃらし(エノコログサ)、タンポポ、オオバコに並び、身近な植物の代表格です。わたしも小さな時からこの花の名前は知っていました。他の草と違って、葉っぱが可愛くフワフワしており、また、ハハコグサという名前も覚えやすかったからだと思います。

 

さて、ハハコグサの花言葉を知っていますか?

 

「いつも思う」です。
母と子の胸の内を言葉にするとこうなるのでしょう。
やさしく、そしてちょっと切なく心に響きます。

 

そんなハハコグサに対する思いを俳人の高浜 虚子は、こんな句に詠みました。

 

「老いて尚 なつかしき名の 母子草」
心がキュンとする名句ですね。

 

と、ここまで書き進んで「はっ!」と思いだした事が...。


「そういえば、今年の母の日に何もしていない!」
ひとまず、電話でもしておくか

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